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セルフレジの使い方を徹底解説!定義、特徴、操作方法まで

1. セルフレジとは?

セルフレジとは?

1-1. セルフレジとは?知っておくべき概要と近年の傾向

セルフレジとは、消費者自身が商品の精算を行うためのレジシステムです。その利用は近年、労働力不足や効率化のニーズから急速に広がっています。 ※1

厚生労働省の統計によると、急速な少子高齢化により労働力不足が深刻化 ※2 しており、この背景から店舗では人手不足の解消や業務効率化が求められています。その解決策の一つとして、セルフレジが注目を集めています。さらに、新型コロナウイルスの影響で非接触の決済方法が求められる中、セルフレジの導入はそのニーズにも応える形となり、その利用は急速に広まっています。

また、スーパーマーケットのフルセルフレジの普及率は23.5%、セミセルフレジの普及率は72.2%となっており、その数は年々増加しています。 ※3 大手コンビニエンスストアチェーンのセブン-イレブンは、2020年9月から全国の店舗にセルフレジを導入し始め、現在ではほぼ全店で利用することが可能となっています。多くのスーパーマーケットでもセルフレジを導入しており、レジ待ち時間の短縮やスタッフの業務効率化につながっています。

セルフレジは、人手不足の解消や業務効率化のために導入が進んでいます。新型コロナウイルスの影響で非接触の決済方法が求められる現代社会において、その利用はさらに広がりを見せています。

※1 関連記事:セルフレジとは

※2 出典:少子高齢化と労働力供給構造

※3 出典:2021年スーパーマーケット年次統計調査

1-2. フルセルフレジの定義と特徴

フルセルフレジとは、商品のバーコードの読み取りから精算までをお客様が自分で行うレジシステムの一つであり、その特徴はその高度な自動化とスピーディーなレジ対応です。 ※

フルセルフレジは、お客様自身が商品のバーコードをスキャンし、重量品は専用のスケールで計量し、その結果をレジに入力し、最後に支払いを行うという全てのプロセスをお客様が行います。このシステムは、人間のレジオペレーターによるレジ打ち作業を全く必要とせず、労働力不足の問題に対する一つの解答となっています。また、お客様は自分のペースで精算を進められるメリットもあります。

スーパーマーケットでも、フルセルフレジが導入されており、重量物の計量から精算までお客様自身が行え、よりスムーズなレジ対応を実現しています。
フルセルフレジは、お客様自身が全ての精算プロセスを行うことで、レジ対応の効率化と待ち時間の短縮を実現するシステムです。労働力不足の解消とお客様満足度の向上の観点から、さまざまな店舗で導入が進んでいます。

※1 関連記事:セルフレジとは

1-3. セミセルフレジの定義と特徴

セミセルフレジとは、商品のスキャンから支払いまでの過程をお客様と店舗スタッフが協力して行うレジシステムです。その特徴はお客様の自由度と店舗スタッフの支援というバランスにあります。 ※

セミセルフレジは、店舗スタッフが商品のバーコードをスキャンし、その後の支払いはお客様が担当するというシステムです。完全なセルフレジでは難易度が高いと感じるお客様や、慣れないお客様に対するサポートとして活用されます。
コンビニエンスストアでも、セミセルフレジを導入しています。店舗スタッフは商品のバーコードをスキャンし、その後の金額確認や支払いをお客様が行います。これにより、お客様はスムーズに買い物を進めることが可能です。

セミセルフレジは、店舗スタッフが商品スキャンを行い、お客様が支払いを担当することで、お客様とスタッフが共同でレジ作業を行うシステムです。自由度とサポートのバランスを保ちつつ、効率的なレジ対応とお客様満足度向上を図ることが可能です。

※1 関連記事:セルフレジとは

2. セルフレジの使い方は?

セルフレジの使い方は?

2-1. 店舗でのセルフレジの使い方(操作方法)

店舗でのセルフレジの使い方は基本的には以下のステップで行われます。

  • ①商品のスキャン:お客様は商品のバーコードをレジのスキャナーに向けてスキャンします。画面に商品名と価格が表示されます。
  • ②商品をバッグに入れる:商品が正確にスキャンされたら、それを買い物バッグに入れます。全ての商品をスキャンし終えたら、次に進みます。
  • ③支払い方法の選択:選択した支払い方法で支払いを行い、レシートを受け取ります。これで、セルフレジを使用した買い物が完了します。
  • ④支払いの実行:レジ待ちの時間を減らし、スムーズなショッピング体験を提供できます。

店舗でのセルフレジの使い方は、基本的には商品のスキャンから支払いまでをお客様自身が行うというシンプルなプロセスです。これにより、自分自身で買い物の流れを進めることができ、レジ待ち時間の短縮とより自由な買い物体験を実現できます。

2-2. 飲食店でのセルフレジの使い方

飲食店でのセルフレジの使い方は、注文を入力し、支払いを行うという手順で進められます。ここでは、主にタッチパネル型のセルフレジが用いられます。

セルフレジは飲食店においても効果的で、お客様が自分自身で支払いを行うことにより、スタッフの負担を軽減し、サービスを効率化できます。また、お客様にとっては自分のペースで支払いを行える点が利点です。

飲食店でのセルフレジの使い方は以下のステップです。

  • ①注文確認:選択したメニューと総額が表示されます。内容に間違いがないか確認します。
  • ②支払い方法の選択:現金、クレジットカード、デビットカード、電子マネーなど、対応している支払い方法から選びます。
  • ③支払いの実行:支払い方法に従って支払いを行い、レシートを受け取ります。

飲食店でのセルフレジの使い方は、自分で支払いを行うという形式が一般的です。これにより、お客様は自分のニーズに合わせた注文を自由に行うことが可能となり、店舗側も効率的なサービス提供が可能です。

2-3. セルフレジ(フルセルフレジ)の使い方

フルセルフレジの使い方は、商品のバーコードを自分で読み取り、自己決済を行うという流れです。
フルセルフレジは全ての決済過程をお客様自身が行うため、レジの待ち時間を短縮することが可能です。また、人手不足の解消や効率的な店舗運営に寄与します。

具体的な操作方法は以下の通りです。

  • ①商品スキャン:レジに置いたバーコードリーダーで商品のバーコードを読み取ります。
  • ②数量確認:読み取った商品の数量が画面に表示されます。数量が間違っていれば手動で修正します。(セルフレジにより異なる場合があります。)
  • ③支払い方法選択:現金、クレジットカード、電子マネーなど、対応している支払い方法から選択します。
  • ④支払い実行:選択した支払い方法に応じて、操作を行います。現金の場合は、指定された場所に紙幣や硬貨を入れます。クレジットカードや電子マネーの場合は、指定された場所にカードをタッチまたは挿入します。

フルセルフレジの使い方は、自身で商品をスキャンし、支払いを行うというシンプルな流れです。これにより、お客様は自分のペースで買い物を楽しむことが可能になり、また店舗側も効率的な運営を実現することが可能です。

2-4. セミセルフレジの使い方

セミセルフレジは、店舗スタッフが商品のスキャンと支払い準備を行い、お客様が最終的な支払い処理を行う形式です。これにより、フルセルフレジに比べて店員の労力を軽減しつつも、お客様に一定の自由度を持たせることができます。

具体的な操作方法は以下の通りです。

  • ①商品スキャン:レジに置いたバーコードリーダーで商品のバーコードを読み取ります。
  • ②数量確認:読み取った商品が画面に表示されます。数量が間違っていれば手動で修正します。
  • ③支払い方法選択:現金、クレジットカード、電子マネーなど、対応している支払い方法から選択します。
  • ④支払い実行:選択した支払い方法に応じて、お客様が操作を行います。現金の場合は、お客様が指定された場所に紙幣や硬貨を入れ、処理を行います。クレジットカードや電子マネーの場合は、カードをタッチまたは挿入し、最終的な処理を行います。

セミセルフレジの使い方は、店舗スタッフが商品スキャンと支払い準備を行い、お客様が最終的な支払い処理を行うという形です。これにより、お客様は自身のペースで買い物を行うことができ、店舗スタッフの負担も軽減することが可能です。

3. セルフレジの使い方についてのまとめ

セルフレジの使い方についてのまとめ

3-1. まとめ

セルフレジの使い方は、店舗の形態やセルフレジのタイプにより異なりますが、全体としては商品のスキャンから支払いまでをお客様自身が行うことが基本です。
セルフレジは、飲食店、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなど、さまざまな業種で導入が進められており、その運用形態もそれぞれ異なります。しかし、その中心には、お客様の利便性向上と店舗側の人件費削減の両立があります。

フルセルフレジとセミセルフレジの違いの簡単なまとめは以下です。

フルセルフレジ セミセルフレジ
お客様が商品のバーコードをスキャンし、そのまま支払いまで行う。店員の介入は必要ない。 店舗スタッフが商品のスキャンから支払い準備まで行い、最終的な支払い確定処理をお客様が行う。

セルフレジの使用は、店舗の形態やセルフレジの形式により異なる点があるものの、全体としては商品のスキャンから支払いまでをお客様が行うという共通点があります。これらを理解し、それぞれの店舗で最も効率的な使い方を探求することが重要です。