セルフレジの4つのデメリットと解決案を解説!
現在、スーパーやコンビニなどの小売業界を中心に急速に普及が進んでいるセルフレジやセミセルフレジですが、メリットばかりではなくもちろんデメリットも存在しています。この記事ではそのデメリットとデメリットに対しての対応策や解決策などについて、4つの具体的な問題点をあげご紹介していきます。セルフレジのメリットについてはセルフレジとはにて詳しくご説明していますのでこちらをご覧ください。
セルフレジのデメリット
お客さんの中にはお会計時の操作に時間がかかってしまう場合がある
セルフレジの導入が進んでいる大手スーパーやコンビニは10代から高齢者まで老若男女問わず利用しています。普段からスマートフォン等の電子機器を利用している年齢層の方にはタッチパネル式のセルフレジでも違和感なく直感的に操作を行えます。しかし、自分でレジでの操作に馴染みのない高齢の方などは、使い方がわからずお会計に時間がかかってしまい、従業員が操作方法を教える手間が発生します。人件費削減やレジ前の混雑回避の為に導入したはずが、結果的に従業員の負担を増やし通常のレジと同等レベルの混雑具合になってしまう問題があります。
→解決策
初めてセルフレジを利用されるお客様や高齢の方向けに、セルフレジの液晶画面の枠に簡単な操作説明のPOP等を目立つように貼っておくだけでも効果が得られます。また、操作方法がわからない方はお声がけください、といったメッセージを記載しておくなど、あらかじめアナウンスしておくことも一つの対策になるかもしれません。
機器導入にコストがかかってしまう
セルフレジは種類や機能により価格帯が異なりますが、数十万円から数百万円の価格帯が多く、クラウドシステム等のオプション機能を導入するとなると多くのコストが必要となります。また、システムによっては月額で費用がかかる場合もあるので購入を検討する際は、購入費用をどのくらいの期間で回収できるのか、費用対効果、また本当に今必要なのかを検討する必要があります。
→解決策
店舗に必要な台数が複数台の場合、一気に導入するのではなく早めの投資回収が見込めるよう試験的に1台から導入するという選択肢もあります。また、購入の際には現金一括購入以外にもリースでのご購入もご案内可能となっております。運用方法、導入した後のメリットなどもご案内しておりますのでご安心してお問い合わせください。
お客さんが店舗に対して人間味がないと感じてしまう
都心部などの一日の利用するお客様が多い店舗やスーパー等はあまりないかもしれませんが、常連のお客様や地方の店舗などは従業員との会話を楽しみにしているお客様もいらっしゃるかと思います。セルフレジにすることによりお会計の際に従業員と接する機会が減ってしまう為、メリットと感じるお客様もいれば、反対にお客様によっては店舗の雰囲気が寂しくなった、冷たくなったとデメリットとして感じてしまう可能性があります。
→解決策
セルフレジを導入したことで会計業務を効率化出来る為、通常のレジ形態に比べ、空いた時間分を接客業務やサービスの拡充、本来やりたかった業務に充てることが可能になります。お店の方針により、常連のお客様との会話を大事にしたり、従業員が積極的に会話をする等レジ以外の場所でのコミュニケーションを以前より増やす事も意図的に可能となります。
商品のスキャン忘れや万引き増加のリスク
セルフレジやセミセルフレジの場合、商品のスキャンや支払いはお客様自身で行う為、意図的かそうでないかに関わらず、ある一定のお客様はスキャンを通さずに商品を持って帰ってしまうことがあります。もちろん意図的に万引きをする方も少数ですが、一定数存在します。また、スキャンせずに持って帰ったところを視認できたとしても、商品をスキャンしたつもりで持って帰ってしまいました。というような言い訳をするお客様もいる為、対策に悩んでいる店舗も多いと聞きます。
→解決策
セルフレジの監視役の為に従業員を多く配置するのも一つの対策です。しかし、従業員の負担軽減の為にセルフレジを導入したにも関わらずそれでは本末転倒になってしまいます。最近のセルフレジには液晶外枠に小型の監視カメラが内蔵されており、お会計の支払いがされていなかったり機械に入れた紙幣の虚偽申告などを防ぐ事が出来ますので安心してお使い頂く事が出来ます。
まとめ
以上、4つのセルフレジ導入によるデメリットと解決策についてお話ししてきました。セルフレジにはもちろんデメリットも存在しますが、この記事で記載した通り多くの対策方法が存在します。年々セルフレジも進化し、新機種の発売に際し新機能も搭載されており年々対策は強化していますので不安感がある方も安心してお使い頂く事ができます。セルフレジJPではあらゆる業種、業態に合わせたセルフレジをご紹介可能です。セルフレジをご検討の際は是非セルフレジJPにお問い合わせください。