セルフレジを使う人と使わない人とセルフレジの新たな運用方法
今回は「セルフレジを使う人と使わない人」の意識の違いと「セルフレジの新たな運用方法」についてです。
日本では今年になって一気に広がり始めたセルフレジやセミセルフレジ。最新の機種も増え、決済方法も電子マネーやQR決済に対応し充実化した事で、今ではスーパーだけではなく、大手コンビニチェーン店や大手アパレル店、ケーキ&パン屋、惣菜店、お弁当屋等、一般的な店舗への導入も多く見かけるようになりました。また本格導入前に試験的に導入する大手チェーン店さんも一気に増えています。
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大きな背景として、もう既に始まっており今後より深刻化する人手不足と政府が推進するキャッシュレス化があります。
経済産業省は11日、クレジットカードや電子マネーなどで支払う「キャッシュレス決済」の比率を2025年に40%に高める目標を決めた。これまでは27年の達成を目指していたが、2年前倒しする。現金決済に慣れない訪日観光客が増えるなか、支払時の利便性を高めて旺盛な需要を取り込む。夏までに産官学の協議会を設置し、具体的な普及策を検討する。店舗が導入するカード決済機器への補助金や消費者への税優遇策なども検討し、将来的には80%まで伸ばしたい考えだ。出典・引用:キャッシュレス決済比率40% 目標2年前倒し |日本経済新聞 今回コラムでお話しさせていただくのは「セルフレジを使う人」と「セルフレジを使わない人」の意識の違いについてです。 まず積極的に使う人は、セルフレジやセミセルフレジにメリットを感じている場合が多く、「レジ開始から決済までがスムーズで時間を短縮出来る」「自分のペースで行えるので、遠慮したり焦ることなく、好きな方法で決済出来る」「商品梱包の待ち時間を短縮出来る」等、セルフレジのメリット・利便性が抵抗感なく、むしろ便利な決済方法として消費者に受け入れられているようです。一方で今まで使った事がない、使ったけど今は使用していないの人場合ですと「他の人を待たせたらどうしよう」といったお客様の精神的・心理的なダークサイド(恐れ)や、反対に「面倒なのでは、、」「店員さんにやってもらった方が楽だよ」という先入観、「完全キャッシュレスのセルフレジだと、現金しかない場合に該当する支払方法がなくて困る」等の問題があり、セルフレジの敷居が高く感じて使わない方、または使いづらく感じる方が多いようです。 大手が企業がこぞって導入実験を行うのは、将来の人手不足や無人化により、何かしらの対策を行うことが必要不可欠なためです。また、本格導入前に消費者の行動やセルフレジのメリット・デメリット、そしてその中でも使う人、使わない人を把握するためでもあります。 一般の店舗さんにとって導入する判断は、大手さんのように時間や設備投資をして本格的な導入実験・投資をすることができないケースが多いため中々難しいものですが、リスクを抑えつつ導入に成功している以下のような例もあります。 個人のスーパーマーケットや中・小規模のショップさんで、通常のレジとセルフレジを併用する所が近年多く見られるようになりました。特にその中でも、個人スーパー、パン屋さんやケーキ店、ファストフード、テイクアウト店さんでこのような使い方をしているケースが多くあります。 どのように使っているかと言いますと、例えば曜日や時間によってお客様の混雑時間が大きく異なる店舗では、レジとセミセルフレジの同時対応が出来る機種を使い、混雑状況によってレジ、セミセルフレジとで切り替えを行い併用運用します。そうする事で、最適なレジの運用ができ、接客の質向上や人不足にも対応することが出来ます。 そのように両方に対応出来るのが、セルフレジタイプ J-MAPOSと T-WTHRG-Nです。 J-MAPOSは券売機とレジの2つの機能を持った機種で、高い自由度でを誇ります。昼は券売機として使い完全セルフ会計に、夜はPOSレジやセルフレジとして活用する事で、時間帯で営業スタイルの異なる店舗に柔軟に対応する事が出来ます。 またセルフレジタイプ T-WTHRG-Nなら、お客様の混雑時間に合わせて、通常のレジと支払いをお客様に行ってもらうセミセルフレジとで切り替える事が出来ます。特に時間帯や曜日で混雑状況が異なるスーパーやパン屋さんで導入が多い機種です。 セルフレジJPでは、お客様の運用、運営にベストなセルフレジをご提案させて頂きます。